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ここまでくればわかるだろう。
今の、俺と春也の関係を。
俺たちは…恋人と言っていいだろう。
いつから、なんて覚えていない。
ずっと一緒にいて、いつの間にか好きになってた。
そしていつの間にか愛し合ってて、いつの間にか恋人になってた。
だからだろう。
春也を待っている時、辛いのは。
きっと俺は、春也を失うのが怖いのだ。
ヤクザの世界。
俺だっていつ死ぬかわからないほど、簡単に無くなる人の命。
俺は、春也とずっと一緒にいたい。
これまでもそうだった。
きっと、これからも…
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