いつも通りの時間

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「若頭、お茶いれる?」 「あぁ、もらう。」 あの日からしばらく経った。 春也のキズもほぼ完治し、今は部屋の縁側で少しの平和を感じていた。 (今日も空が青い…) 天気の良い、時間が空いた時はこうして空を見て、春也のいれた茶を飲みながらボーッとするのが趣味だ。 組の男たちの楽しそうな話し声でさえも、安心してしまう。
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