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「マリア、大丈夫か?」
アリエルがマリアの体を揺らすと、
「ん…。アリエル…?私どうしたの?」
マリアは目を覚ましてアリエルに聞いた。
「実は…。」
アリエルは部屋の椅子にマリアを座らせると、さっきの出来事を話した。
「て、事は…フレズランってドラゴンはアリエルに鍵を託したいのかなぁ…?」
「何で、そうなるんだ?」
「だって、わざわざ私の体使ってまで、アリエルを呼んだって事は…有り得なくもないわ。それにアリエルの事、アリエルが持っている剣の事知ってた。何でかなぁ?」
「確に、ドラゴンは俺の事、剣の事を知っていた。明日の明朝、ドラゴンは俺に遺跡にこいと言った…。」
アリエルは感慨深げにそう言った。
「マリア、お前はもう寝た方がいい。」
「うん…。わかった。」
マリアはそう言うと隣の部屋に入って行った。
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