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翌日、アリエルはベットから抜け出すと、顔を洗い、少しパンを食べた。それからウェストバックをつけ、剣を差し、部屋を後にした。
宿屋を出てから地図をだし、方位磁石で方角を確認し歩きだした。
地図は相変わらず光っており、今日は行く道まで光っていた。
『ドラゴンのヤツ、迷わないようにしたのか?』
歩いて40分、アリエルの目の前には巨大な遺跡が見えた。
アリエルはおもむろに歩きだすと、中はとても暗かった。
アリエルが途中で拾っておいた松の枝を炬(たいまつ)に使おうと思っていたら遺跡の中にあったろうそくに火がともっていた。
アリエルは不思議に思いつつ、歩を進めた。
歩きながら印をつけながら進んで行くといつの間にか広い場所に出ていた。
『おかしい…。ここにくるまで魔物何かでなかった。それに、ここは…。』
アリエルは考えていると後ろから気配を感じた。
アリエルは振り向くとそこには巨大なドラゴンがいた。
「お前がフレズランか?」
アリエルは振り向いて、ドラゴンに尋ねた。ドラゴンは目を細めるとこういい放った。
「いかにも。どうやら、お主の差している剣が導いたようだな。」
ドラゴンはいつの間にか前にいて座りこんでいた。
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