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「フレズラン…。」
アリエルはぼーっと箱を見つめていた。
暫くしてアリエルはこの場を後にした…。
帰りは印を辿りながら戻った。
遺跡の中は鍵が放つ光で明るかった。
遺跡を出るとアリエルは人影を見つけた。
マリアとフレグランスだった。
「アリエルっ。帰って来ないから心配したじゃないっ。」
「マリア、フレグランスさん!どうしてここに?」
アリエルは不思議そうな顔で聞いた。
「マリアさんが、アリエル君が今朝遺跡に行って戻って来ないと言うので一緒に来たんだ。大丈夫のようだね。」
フレグランスは安心したように笑った。
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