第五章―新たなる決意―

7/10
前へ
/39ページ
次へ
村につくと三人は遅い朝食をとる為にギャラクスィに行った。 「あら、フレグランスさんにアリエル君とマリアさんじゃない。いらっしゃい。あら?アリエル君が持ってるのって何かしら?」 ヴアリーだった。 「おはよう、ヴァリー」 「あっヴァリーさん!」 「おはようございます。ヴァリーさん。これですか?例の鍵です。」 フレグランス、マリア、アリエルの順で挨拶した。 「そうなの。それで朝見掛けなかったのね。」 ヴァリーは納得したようにそう言った。 もちろん、注文を取りながらである。 「詳しい事はここでは言えません。後でもいいですか?」 アリエルはフレグランスのほうを向いてそう言った。 アリエルが神妙な顔で言ったので、フレグランスは言いたかった事を飲み込み、「わかった。アリエル君の道具を買ってからでも詳しく聞こう。」 その後三人は無言で食べた後、店を後にした。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加