0人が本棚に入れています
本棚に追加
「ンだじっとこっち見て、気持ち悪ぃな」
こいつは俺の悪友の土宮孝太
制服のボタンはすべて外し、シャツのボタンは4つも開けて、ド派手な赤い下着を見せている、無論金髪だ
見た目も中身もDQNだが成績はいつも上位な頭のいいDQNだ、頭のできは羨ましいと思う
「これはあれだね!あの歌歌うしかないね!」
そしてこいつは黒田阿紀、通称クロ、クロちゃんとか呼ばれたりする
見た目は幼く、中性的な外見をしているから女の服をきれば間違いなく男の娘になれるだろう
性格は明るく、人に壁を作らず、かつ空気を読めて奥ゆかしくて出来た人間だ
男女の分け隔てなく接するから両方から人気者なんだ、本人は自覚ないけどな
「目と目があう~♪この瞬間~♪」
こいつは霧山和人、髪を全部下ろし高校生特有のお洒落を一切しない、基本的に無口なやつだ
頭はいいが人との距離を誤らず、常に一歩引いたその態度はクラスで孤立してるような印象を受ける
あと趣味がよくあうね、だからよくつるんだりするんだけど
「「やめろ!ネタでもやめろ!」」
「慌てると更に疑われるよ?」
「これは確定的ですね……たまげたなぁ……」
あと自分も紹介した方がいいかな、俺の名前は逢沢エヴァン、男だ
父が外国人だから一部片仮名なんだ、一昔前ならエヴァンは女性名なんだけど今は男でもよく使うらしい、見た目はこだわらないから霧山とおんなじかな
両親が魔術の最先端の研究に関わってるから俺も魔術には自信があるし、学校のカリキュラムも一部俺用のカリキュラムになってて人一倍移動教室が多い、だからあんまり友達がいないんだ(さっきの4人ぐらいかね)
「ほーらお前ら着席しろーさっさと初めた方が得だぞお前ら」
先生の登場と共に一日が始まる
この一日が俺の人生を狂わせるとも知らずに
最初のコメントを投稿しよう!