序章

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入学式も無事終わり、由紀と二人で教室へと向かう。 私たちが教室に入った時には既に8割近くが席についていた。 「ほれ、残りの奴も早く席につけよ」 眼鏡をかけたやる気のなさそうな先生がどうやら私たちの担任だろうか。 席は番号順で、前は由紀の席だ。 担任は鈴木というらしく、見た目通りゆるそうな人だった。 「次は、部活の入部届の説明するぞ  とりあえずは、明日から放課後自由に部活見学してくれ  届の提出期限は10日後の来週の水曜だ、ちなみに帰宅部はないからな、やる気のない奴は都合のよさそうな部活探せよ」 部活動、どうしようか。
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