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「失礼ね、松川くんが分かりやすいのがいけないのよ?」
「そうだな、顔に出ている」
「マジっすか!?」
あぁ、不覚。
顔に出ているとは思ってなかった。
「ちわ~ッス、三河屋で~す」
「お前といい、井上といい、普通に入って来れないのかよ…」
次に入って来たのは後輩の篠井駆。
入部以来、まともな登場はない。
コイツがまともになったら、きっと明日は、槍が降る。
「えー、それじゃつまらないですよ。松川先輩」
ニカッと笑顔を見せられれば怒る気も失せる。
爽やかなんだよ、見た目は。
先輩方同様、篠井も中身に問題が………
「それより、松川先輩と佐藤先輩マジ近い位置にいましたよね?もしかしてお付き合い始めちゃいました?それならそうと俺に言ってくださいよぉ~。井上と一緒に先輩達ストー…もとい観察させてもらいますから。ナルシスト×中二病いやいや、中二病×ナルシスト…ぐふふふっ」
大有りだっ!!
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