俺とアイツ(王道)と部結成

5/32
前へ
/178ページ
次へ
…俺は今、校門の近くにある木の側に居る。チャイムはすでに鳴り終えている。                         なら、なぜこんなところに居るのか、それは王道とやらを待っているからだ。                     なんでも此処で、王道と副会長のフラグイベントとやらがあるらしい。 それを見る為に此処でこっそり、隠れているのだ。 俺が見たい訳ではないぞ?姉が(ry というか、俺また遅刻してんだけど。 2日続けて遅刻なんてうちの担任が許すはずがない。 おそらく昨日の遅刻の時の比でないくらいに怒ってくるだろう。 さすがは、担任兼生徒指導の先生。遅刻に関しては厳しい。 ていうか、王道が来るの遅いせいでもないか? なんて責任転嫁と後にくる不幸に、ため息をついていると、 「ハァハァ、グフ腐……!王道王道王道王道王道王道王道……!!!」 上の方からゾッとする"何か"が聞こえた。
/178ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3202人が本棚に入れています
本棚に追加