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おそるおそる、上の方を見ると木に登って、カメラを片手にスタンバイしている茶髪のイケメンがいた。
髪は全体的に短くカットしてあり、人なつっこそうな顔をしている。
そこまでは、問題ない。
問題なのは……
「まだか…!ああ~早く来ないかな王道、ふ腐腐……王道ktkr!!」
コイツの言動である。
コイツ、俺の姉と同じようなことを言っている。まさか同類か?
そんなことを考えて、呆然とソイツを見ていると、
「おッ!」
「………。」
目 が 合 っ た。
「お兄さん!そんなとこで何してるの?なんだか怪しいぞ~?って俺も言えないかwwwwwワロスwwwwwwしかし隊長!これは任務なのであります!!これは、世の中の腐った同志達に王道が本当にあったという事実を伝える為の極秘任務なのであります!どうか、どうか、許可を!!
ところでお兄さんはどうしてこんなところに??」
なんだコイツ…。
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