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「そっか~、お兄…蓮くんのお姉さんが俺と同志だったのか。運命の赤い糸って本当にあったのね……。ウハッwww俺乙女wwwwww」
とりあえず、木から降り、目の前に居る変た……ゲフンゲフン、高野純三朗(コウノ ジュンサブロウ)に事情を説明した。
ちなみに、お兄さんと呼ばれるのは嫌なので、名前だけ教えた。
俺をそう呼んでいいのは、亮だけだ!
……アイツの場合、"兄貴"だけど。
「で?なんであんたこんなところに……………いや、やっぱいい。」
「ご理解いただき、ありがとうさぎwwwww」
大方、俺と同じように王道君のフラグとやらを見に来たんだろう。
ていうか、コイツの喋り方ムカつくな。
なんて会話をしていると、
―カシャンッ!!
ん?なんか音がす……る………。
は?なっ…え?なんか既に閉じられた門をよじ登ろうとしている、黒い物体が居るんだけど。
もしかして、アイツが…
「なぁ、アイツが王道…か………。………。」
目の前に居たはずの変……もう変態でいいか。変態は既に俺が最初に見たときの状態で居た。
一体いつの間に……。
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