俺とアイツ(王道)と部結成

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呆れている俺を余所に王道(仮)は、どんどん大きな門をよじ登り…… 飛び降りた。 って、は? バ、バカ!あの門、高さ軽く5メートルはあるぞ!? んな勢いよく飛び降りたら……! スタッ!! ……どうやら、心配いらなかったようだ。 王道(仮)は、着地の時、足に響かせないようなきれいなフォームをとっていた。 ……野生の猿を思い出したのは、秘密だ。 その時、校門の前で、キョロキョロしている王道(仮)の前に近づいていく青い髪の、白のフレームメガネをした一人のイケメンがいた。 あ、あの人は確か「副会長――――\(^O^)/!!」……変態が代弁してくれたよ。 「…―!!!」「―……。」 なんか喋っているが、距離があるせいで、全くわからない。 分かることは、黒いモジャ頭の奴と、胡散臭い笑顔で笑う副会長がなにやら話している事だけだ。 姉が言うには、ここで王道(仮)が副会長のフラグを立てるらしいけど、詳しいことは聞いていない。 どうなんだ、と思い二人の成り行きを見ていると、 その時、副会長が王道(仮)に近づいていき………… キスをし…た………。 …………………………………………。 えっ?
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