俺とアイツ(王道)と部結成

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「ここが食堂か!!」 そうですよ。ここが食堂です。 暁東山学校は、一棟と二棟に分かれいて、一棟の一階に、昇降口と職員室と保健室。二、三、四階に下から順に各学年の教室がある。そして五階に生徒会室と風紀委員室がある。 ただし、五階は普段、関係者以外は立ち入り禁止になっているらしい。 二棟には、一階に今俺達がいる食堂。二、三階は実験室や会議室など、授業や行事で使う部屋があり、四、五階は各文化部の部室がある。 ちなみに、運動部は外に別に部室がある。 で、今、俺達は食堂の前の大きな扉の前にいる。…相変わらず、無駄に金かけてるな。 「そうだ。証、長谷川、はいコレ。」 「ん?なんだコレ?耳栓?」 爽やかが王道と俺に耳栓を渡した。なぜいるのかはすぐ分かる。それにしてもさすが爽やか。準備万端だな。 王道は不思議そうにそれを見ているだけではめず、俺は素直に耳栓をはめた。そして、爽やかが扉を開けた。 「「「キャ―――――――――――――――――――――/////////!!!!」」」 「ギャ――――――――――――!!!!!!」 な?わかっただろう。人の善意は受け取っておくものだ。 耳栓をしてもそれなりに響いたが……。
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