実験1 【秩序って 何ですか?】

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呪力で鏡をつくり 自分の身体を確認 うむ これは 娘の為に神とその眷属を滅ぼし 遂には 自らの身をも犠牲にした あの親バカの悪魔化ver. ではないかwww 確かに 生物でも魔物でも神族でもない存在だな アイツ 意外といい仕事してくれるじゃないか 「【白い悪魔】ではなく、 【白衣の悪魔】としての WHITE DEVILなのさ」 「成る程、だから"人化"した途端に 白衣が現れたわけだな」 うむ その通り 「にしてもお前、 何故 根(死)の国の神である筈なのに ここにいるんだ?」 異能のお前がマンダラに 居を構えるなんておかしいだろww 「ここは俺の支配地である 根の国なんだが」 は? 「じゃあ、何で マンダラがあるんだよ」 「俺の監視役として 最初から置かれていたのさ」 こいつはそれ程危険なのかwww 「しかし、俺の呪力はマンダラの 力をも 取り込んでしまってな 気が付いたら 周りから全てが 消えてしまった おかげで余計に 監視の目が厳しくなってな 姉であり、妻である 天照大御神とも会えないでいるのだ」 ボッチということか ならば 「私と旅をしてみないか」 「え?」 「こんな狭いところに いるから 誰も認めてくれないのかもしれないぞ 旅をして 世界をまわってみよう 誰かが認めてくれるかもしれないじゃないか 現に 私はお前を認めている」 須佐之男は私をジロジロと見た後 ゆっくりと頷き 「なら 魂の契約をしてくれ」 握手を求めてきた 「そうきたか なかなか良い反応だwwww」 右手の手袋を外し 奴の右手を握る やはり異能だけあって 呪力の質・量ともに規格外だな 私たちは15秒も 互いに ニヤニヤしながら 握り合っていたwwww
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