たとえば君が想うとき

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『さよなら、店長』  聞こえるはずもないのにそう呟く。だけどそうやって僕のからだが潮風に溶けていくとき。一瞬だけ。本当に一瞬だけ。  くりっとした君の瞳が、僕に向いてくれたような気がした──……。
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