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■食堂
ティアラ
「うめぇなぁ~マタビン、もっと食っとけよ!?
明日は盾除だ、体力がなかったらしんどいからなっ!」
マタビン
「あぁっ! わかってるよ!
貴様もな!」
ティアラ
「うめぇっ! ユラ!
めしっ!おかわり!」
ユラ
「てめぇらよく食うねぇ~」
ユラ・ぐるみんのなかで擬業
(ぐるみんが人に近い者になって営業すること)
をしてやりくりしている。
そのため食堂のおばちゃんのようなこともできる。
料理の腕前はグマダラをも黙らせるほど美味しいらしい。
ティアラ
「今日は稼げたか?」
ユラ
「あぁ、だいぶね~若いうちに働いとかないと
後がキツいからさっ」
マタビン
「人間みたいなこといいやがって」
ユラ
「人間と一緒に居たこともあったからねぇ~
人間の口癖がうつっちまったみてぇだ」
■ユラは料理をしながら寂しそうな優しい顔をしていた。
マタビン
「荒れてた貴様は何処にいっちまったんだろうねぇ~」
ユラ
「あの頃の私はもういないんだいっ!」
ティアラ
「ビンっ!」
マタビン
「・・・・・・・。」
■どうやらマタビンは地雷を踏んだようだった。
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