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さんわ市内…
ガクトは
走っていた。
1人の人間を探しに。
「これは!?」
街(まち)の人が
大勢でどこかに
向かっていた。
「こいつら一体、どこへ向かうつもりなんだ?」
すると
何かの音が聞こえた。
オンプレンジャーならば
遠くから聞こえる
小さな音でも
耳が働くのだ!
ポロロン~♪
「弦(げん)が弾(はじ)く音…?」
すると
後ろから
また大勢の人にぶつかった。
「あっ! ケータイ!」
落としたケータイを
すくいあげた。
光りキーホルダー…
「! 」
「まさか!」
大勢の人の波を
かき分けて
「すいません! 退(ど)いて下さいッ!!」
人混みの先頭まで
行こうとした。
すると
突然、
腕を捕まれた。
白きロボット(仮)だ!
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