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「どういうことだ?」
司は圭吾に説明を求めた。なぜ、自分が今日初めて会った奴のことに興味を示さないとならないかと言うことを
「…君の幼馴染み、行方不明になったんだって?しかも、自分の夢を叶えるために桃源郷に向かうために」
「っ!?何故それを…」
知っていると司は言おうとしたが、圭吾は構わず話を続ける
「その子も可哀想だよね~幼馴染みにそれを話しても、信じて貰えず、その結果見知らぬ誰かさんに殺されてしまったんだからさ」
「今、何て言った?」
圭吾がおちゃらけた感じで話していたが、司ははっきりと誰かに『殺された』と聞こえた
司はそれが信じられなかった
「ま、その子を殺したのも俺なんだけどさ」
「っ!?」
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