第三話 小さな手掛かり

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「…で、心当たりはあるのかよ」 「確実とは言えないけど、ね」 心の話によれば美嶺が圭吾に殺される時、丁度通り掛かった半妖が見ていたらしい 「居場所までは特定出来ないけど、手掛かりは見つかるかもよ?」 「…よし、そいつのいる場所に案内してくれ」 「ヤダ」 「は!?」 心に協力を頼んだ司であったが、即答されてしまった 「何でだよ!」 「あんたに協力する価値がないもの、それにヘドがでる」 「ただし」と言って心は司にある要求をした 「この依頼のお金を全額アタシに譲ってくれたら、協力してあげるけど?」 「はぁぁああ!?」
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