第一話 鈴村圭吾と言う男とは

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「はっ!」 目を冷ますと司は自室のベッドの上だった テーブルにある時計を見てみると、時刻は7時30分を差していた 「なんだよ…夢か」 司はそう呟くとベッドの上から降りて、クローゼットを開き着替えを取り出した 司には「阿修羅美嶺」という幼馴染みがいた 司の家は平安時代から続く由緒正しき陰陽師の家系で、それもあってか人は司にあまり寄り付かなかった そして同時に司も思ったのだ あいつらと俺は違うのだと…
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