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本日の依頼場所は近くにある墓地だった
依頼主の話では、最近死んだ人間が生き返り、次々と人を襲うらしい
(死んだ人間、ね…)
そう言う幽霊関係は普通は巫女の仕事なのだが、この仕事を断ったら当然アイツの元へと行くだろう
それが一番気にくわないことだった
「さっさと切り上げて帰るか」
そう呟くと司は持参してきた自らの愛刀を取り出し、全神経を刀に集中する…そうやって司は妖怪の気配を辿った
「そこっ!」
そして、妖怪の気配をした方に向き自前のナイフを取り出し投げ飛ばした
このナイフは特別な力を宿しており、妖怪の張っている結界などを無効にする働きを持っている
すると、ナイフを投げ飛ばした方から女の声が聞こえた
「なんだ…?」
俺は急いでその場に向かった
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