第2話 左手の想ひ出

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第2話 左手の想ひ出

筆者の中学生当時の恋愛観を綴った作品です。 この物語の時代背景は1980年~81年になります。当時話題になっていたゲームはパックマンやギャラクシアン。そして不良ブーム。竹の子族、横浜銀蝿、ドラマ『3年B組 金八先生』が話題になっていました。模型もガンプラが発売され、ミリタリーミニチュアや自動車のプラモデルが人気を博しており、模型店はにぎわっていました。また当時の中学生の多くは試験勉強に深夜ラジオを聴いており、テレビはまだ家庭に1台の時代で、ビデオデッキがある家庭は多くはなかったです。もちろん電話はいわゆる家電で、それもプッシュ回線ではなくダイヤル回線が主流で、恋愛のツールとしては手紙のほうが一般的だった時代です。そんなことを想像しながら読んでいただけると、この物語をより楽しんでいただけると思います。
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