プロローグ~手紙

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そこへ一歩踏み入れると、かぐわしい薔薇の香り。 あなたはいつも、同じ微笑みを浮かべて、待っている。 私が八つ当たりをしても、泣いても、怒っても、いつも笑顔でいてくれた。 私はきっと、戻って来るわ。そしてまた、この薔薇庭園に来るの。 あなたの元へ。 きっと…
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