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「クロイ、クロイ、さっさと起きろ!」
誰かが俺の身体を揺すり、起こそうとしているのを感じ、俺は意識を取り戻した。
クリス「しかし、一体誰なんだ…俺を呼ぶのは?」
?「こら、起きろ!早く起きないか、くろい!!」
クリス「しかし、俺をファミリーネームで呼ぶなんて何者だ?俺と親しいヤツは皆、『クリス』って、ファーストネームで呼ぶはずだが…」
俺はまだハッキリしない意識の中でそう感じていた。
看守G「早く、起きないか黒井! 今何時だと思ってるんだ!!」
俺はやっと完全に意識を取り戻し、目の前にいる男を見た。
そして辺りを見回した。
明らかにここは牢の中だった。
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