第4章 混乱

4/6
前へ
/33ページ
次へ
看守H「あぁ…ダンだろう。アイツの事じゃないか? 確か『弾』とか言ったなぁ。 苗字は確か…えぇと……。そうそう北森じゃなかったか?そう、『北森弾』だよ確か…」 看守G「あぁ、俺も思い出した。随分と体格のいい男だった。でも名前は確か…北林じゃなかったか?まぁ、俺にはどっちでもいいけどな」 クリス「ダンの名前が北森弾か北林弾だって?それじゃあ俺の名前は?」 看守G「やっぱり頭の打ち所が悪かったみたいだな。仕方ない教えてやる。 いいか…お前の名前は、黒井栗須だ。よーっく、覚えておけ!」 俺は、その話を聞いてすっかり混乱していた。 俺は、今、自分がどういう状況に置かれているのかを確かめるべく、次にすべき質問を考えていた。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加