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監視員のいたモニタールーム……。
その部屋の右手、5m程の所に、掃除用具入れのロッカーがあった。
そのドアが、監視員が走り去ってすぐに、外側に向かって開きだした。
そして、その中から、やせっぽちの白髪混じりの男が現れ、笑い始めた。
痩せた男C「ハハハ…。ついにこの日が来たぜ。
この日のために安月給を我慢し、つまらん掃除なんて仕事を続けて来たんだ。
やっと…やっと報われる日が来たってわけだ」
そう言うと、男は部屋へと入り、ドアを閉めた。
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