2人が本棚に入れています
本棚に追加
「キャッ!」
かぐや姫が押し込まれたのは小さい竹の筒型宇宙船。
見た目は竹の一部分に見えるが、ちゃんとした宇宙船になっているのだ。
「気を付けて行ってらっしゃいね。後、これは翻訳機。これで人国の言葉が分かるわ。」
母が涙を流すまいとこらえてる姿が痛い程分かる。
「かぐや姫様。着物でございます。こちらは洋服というものでございまして、人国の服となっております。」
そう。地球は20XX年。十二単のような着物では、変な人だと思われてしまう。
「まぁ、何て着やすくて軽いの!人国って進んでいるのね。」
最初のコメントを投稿しよう!