いざ、人国へ

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「キャッ!」 かぐや姫が押し込まれたのは小さい竹の筒型宇宙船。 見た目は竹の一部分に見えるが、ちゃんとした宇宙船になっているのだ。 「気を付けて行ってらっしゃいね。後、これは翻訳機。これで人国の言葉が分かるわ。」 母が涙を流すまいとこらえてる姿が痛い程分かる。 「かぐや姫様。着物でございます。こちらは洋服というものでございまして、人国の服となっております。」 そう。地球は20XX年。十二単のような着物では、変な人だと思われてしまう。 「まぁ、何て着やすくて軽いの!人国って進んでいるのね。」
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