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「それでは行って来るね!お母さん、元気でね。」
母は今にも泣きそうな顔をしている。
「うっ、うっ、かぐや。いい人を見つけるのよ。かぐやの面倒をきちんと、見てくれる人を。うっ。」
「分かったよお母さん。心配しないで。大丈夫だから。」
「早く出発して!」
裁判官がなにやら、リモコンを操作し始めた。
「かぐや姫。これで人国まで着きます。」
「分かったわ。出発させてちょうだい。」
何故かかぐや姫は、早く出して欲しいようだ。
「はい。ただ今。」
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