ゲーム世界勇者の冒険

第1章

そして、プロローグは始まった。

僕が生まれるまでの経緯や、冒険に行くまでの経緯を描いた、プロローグ…。

けれど、僕のプレイヤーはプロローグを飛ばしてしまった…。

きっと、僕のことにも、僕を描いてくれた人が苦労したことも、興味がないんだろう…。
少し、悲しくなったけど、このまま戻ることはできないまま、ゲームは進む。