新たなハンター

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しばらく歩くと、固く閉ざされた岩の扉を見つける。横にはプレートのような物をはめ込む型が空いている 「絶対何かあるよなー。カード類が入った財布は無いし よし、力ずくで」 男は己の気らしき物を体から放出する そして 「せーの、「待って待って待って!」 「ダメだよ!この扉はハンター協会で作られた大切な扉なんだよ。捕まっちゃうよ?」 銀髪の背は160無いくらいだろう少年が話しかけてくる 「おぉ。そうだったのか。ありがとう」 「もしかして、君はハンターじゃないの?」 「あぁ。集合時間間に合わなくてよ」 「そうだったんだ…。仮免ハンターと一緒なら通れるから、もし良ければ行く?」 そう言って男はライセンスを取り出す 「そりゃあ有難い!頼むよ!」 少年は笑顔で頷くと、先程の型にライセンスをはめる すると扉は、鈍い音を鳴らしながら徐々に開いていった
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