新たなハンター

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はぁ、はぁ、はぁ 「生きてんだよな?」 「うん。ギリギリ」 二人で安心していると、足音が近づいてきた 「急に騒がしいと思ったら、アンタ!」 「ん?……………。あぁ!お前。今朝の!」 銀髪の少年は訳が分からずキョロキョロ。気になって一言 「知り合い?」 二人揃って 「「違う!」」 「あの時はよくもやってくれたな!。ここで会ったが百年目!」 どんどんヒートアップしていく男に、女が口を挟む 「まぁ。そんな怒んないでよ。ほら」 女はカバンから男の財布を渡す 「え?あれ、なんで?」 「たまたま、たまたまよ。財布持ってった鳥を見かけたから試験のついでに」 「あぁ。なるほど。って試験!?」 「何とぼけてんのよ。ここに居る以上、アンタもハンターなんでしょ?」
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