君トノ欠片

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専門学校の帰り… 俺の電話がなった。 内容は俺にとって残酷で…何もかも捨てたくなった……… 「………が、死んだ」 内容はアイツが死んだとの連絡だった。 死因は疲労と孤独感らしい… まぁアイツらしい……… が、 『なんで俺を置いていくんだよ………』 まだこの気持ちも言ってないのに…… 俺を置いていった… アイツが死んだと聞いた俺はその日から専門学校に行かなくなった… 飯も食わず、何もせずただソファーに寄りかかって下を向いたまま……… アイツが死んだ、 それだけが頭を巡る。 俺も死ななきゃ 普通に出た考え。 アイツを一人にしたら、また孤独だろう……それじゃああれだ、 それに俺もアイツの傍に居たい。 決めた俺だがまだ死ぬ気になれなくて、明日にすることにした。 これで最後の仮眠 俺は寝室に行き、布団に体を預ける。 最後だ、 たっぷり寝て、アイツに会って。 精一杯笑おう。
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