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ワインレッド色の小さな箱
なんだろうかこれは………最近記憶力が劣って行っている気がしてならない、
まだそこまでの歳でも無いのに恥ずかしいものだ
しかしこの箱は何処か見覚えがあった。
とても大事な気がして……懐かしい感じだ。
忘れてはいけない様な気がするのに…
かなりの時間考えたが思い出せない為一旦ベッドの上に置き
止まっていた手を動かすことにした。
今思い出せないのなら
後で思いだそう。
そう考えて。
空の色がオレンジ色に色づいた頃やっと部屋の片付けが終わった。
朝から動き続けた体が悲鳴をあげるかの様に力が抜ける
『疲れたぁー……』
ソファーに体を預けた僕は疲れで深い眠りについた。
【はよぉ~】
【またお前は、ちゃんと栄養とれって~】
【しゃぁねぇな~】
【頼れよなぁ~ばぁーかw】
懐かしい…
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