修学旅行

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~riki~ 理樹「そういえば真人 水着はどうしたの?」 真人「あー それなら途中で買って来た」 健吾「なんで海に行くのに水着を持ってこないんだ」 真人「無かったんだよ」 健吾「お前、去年プールで遊んだときの水着はどうしたんだよ」 真人「え?そんなことあったか?」 健吾「お前が鈴の体を馬鹿にして水中でドラゴンスクリューくらって…いや、真人が覚えてるわけないな」 恭介「その時俺も巻き添えくらってたんだぞ、思い出せ…あ、真人には無理か」 真人「ぬぁぁあああ! 筋肉馬鹿にして楽しいのかてめぇらぁ!」 恭介「すげぇ楽しい!」 健吾「勿論さ!」 真人「お前らなぁ…」 更衣室からでると鈴が女子たちに囲まれている 理樹「どうしたの?」 鈴「理樹!逃げるぞ!」 理樹「えっ?」 来ヶ谷「逃がさん」 わけのわからないうちに来ヶ谷さんに羽交い締めにされてしまった 鈴は西園さんと葉留佳さんに捉えられている 理樹「あのー、これはどういう状況?」 来ヶ谷「なに、鈴君とは随分と楽しんでるらしいからな」 理樹「鈴…なにを口走ったのさ…」 来ヶ谷「好きな人におっぱいを揉まれたことがあるらしいからな その辺ゆるりと聞かせて欲しいんだ」 鈴「ち、違う!」 西園「違うとは?」 鈴「いや、違う訳じゃないが…」 来ヶ谷「つまり?」 鈴「だから…理樹とは…」 葉留佳「理樹君とは?」 鈴「え…えっちはしたけど! それ以上はしてない!」 理樹「………」 来ヶ谷「………」 葉留佳「………」 西園「………」 その時僕は「エッチのそれ以上ってどこまで行くんだろう」なんてどうでもいいことを考えていた 来ヶ谷「遊びに…行こうか」 西園「そうですね…」 鈴「うー…うにゃああああ!!」 鈴が逃げた! 理樹「鈴!あんま遠くに行くと迷子になるよ!」 なるかぼけえええぇぇぇ!とドップラー効果を残して鈴は走って行ってしまった
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