プロローグ 悪意を感じる受験

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中学生の頃に占い師(1回500円)に言われた言葉。 『モテ期は高校生活に全て集中している』 その言葉を言われて以来、俺、平野 柊(ひらの しゅう)は生まれて初めて本気で勉強した。 そして、モテ期を存分に味わうため 親を納得させ 街の方にある「早乙女学園」への受験を決めた。 そして、受験日。 「うわぁぁぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 実家から電車で向かっていた際、痴漢と間違われ 逃げている際にコンビニに止まってたいかつい兄ちゃんのバイクとごっつんこし 更に逃げている際にあのお昼の番組「いいですか?」の司会の人みたいな黒スーツの黒いサングラスでホッペに傷のあるおじさんの車にもダイレクトアタックしてしまい 俺を先頭とした大名行列(全力)が出来上がっている。
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