非日常の訪れ

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ズズズズズズズズズズ… 泰斗の後ろからブワッと黒い影が現れた… 「こいつは俺達が頂いていくよ…」 泰斗を後ろから羽交い締めするような形をとる 「な、な、何なんだよお前!?」 「だまってろ… 死にたいのか?」 グッと締める力を強めた クッ… 苦しい何て力なんだよ… 「チッ! 貴様はブロー!古代種が何の用だ!」 予想はしていたが古代種はマズイ… 今の私では少しキツいな… 「フフフ… 何の用だとはないでしょう。 目的はお前達と同じだよ。 こいつの確保」 「それでどうぞと渡せるかよ! 悪いがお前を斬る…」 「へぇ~ お前が俺を斬る? 出来んのかぁんな事! 捕縛牢…」 ブワッと黒い檻のような物が泰斗を包み込んだ 「その中で少し待っていろ」 今の私でどこまで出来る… 泰斗を解放、そして援軍が来るまでの時間稼ぎ… 泰斗の安全は保証すると約束したんだ… これは死んでも守る
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