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それから俺達は、
カウンターに座って一緒に飲みだした。飲んでみたら、
妙に波長が合った。
彼も実は営業マン
だと言う事。
そして俺と同じ歳だと言う事。
彼のいろんな事が、解った。
ただ一つ不思議な事に、
彼を見た瞬間から、俺の心臓の高鳴りがハンパ無かった。
---それは---彼がまれに見る、
美少年だったんだ。
---彼の---
良く動く綺麗な瞳を見ているだけで、
俺の心臓は、
有り得ねーぐらい、高鳴った。
---俺---
コイツに惚れたの?
---イヤ---
まさかな。
俺も男でコイツも
男だ---
有り得ねーだろ💧💧
暫く二人で飲んで、やけに波長が合った俺達は、
結局朝まで飲み明かし何故かその日は、彼のマンションに、泊まる事になったんだ。
---なんか---不思議だった---
---だって---初めて会った人間とこんなに馬が、
合うなんて。
滅多にないだろう?
---そして---俺の気持ちは、
彼のマンションに、着いた頃には、
決定的と成って居た。
---そう---
俺は生まれて初めて男に恋した---
そして俺はこの夜、涼介に---
---恋人が---居る事を知った---
つまり告る前に、
俺は失恋した---
---はあ---
俺、ダサ過ぎ---
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