隠されし姫君

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パン!! パリン!! 硝子が割れて破片が頬を切った ヴェ『夜霧様!!…落ち着いてください… お願いですから…』 夜「あ……ごめんなさい… ヴェロン…ごめんなさい……」 ヴェ『大丈夫ですよ』 笑顔でそう告げるが夜霧は泣きそうなまま ヴェ『痛くないですよ、平気です』 夜「ごめんなさい…」 ヴェ『大丈夫、かすっただけですから…ね?』 頬に夜霧の唇が当たり、血を舐め取っていった そして首に唇が行き、牙を立てて血を飲みだした
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