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店も終わりコンビニで弁当と飲み物を買う。
いつもの日課だ。
柊は3ヶ月前から1人暮らしを初めていた。
料理は得意ではない。
室内なのにサングラスをかけている人の番組を見ながら弁当を食べる。
終わったら寝る。
毎日を過ごすのではなく、1日1日を消化していく。
彼は人生をそう考えてる。
『目が覚めたらまた、好きでもない女と酒を飲んだり、歌を歌ったりか。』
『生きるってなんだろ?つまらねぇ』
呟きながら目を閉じる。
出来るなら目が覚めないことを願いつつ。
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