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深夜の首都高に
2台のエンジン音が反響する
深夜といえ一般車も少なくない
コーナーの多い環状線ブロックでは
無理は禁物である
「いけるわっ!
この子(S14)のフットワークは
環状線では強い!」
霊夢は持ち前の反射神経を生かし
複雑にコーナーの続く環状線で
軽量なS14をリズミカルに振り回す
「後ろのクルマは…S2000…?」
霊夢の後ろに張り付いているクルマは
ホンダのFRスポーツS2000
スペック的にはどっこいといったところだ
「相手に不足はないわね!」
霊夢は更にアクセルを踏み込む
4速いっぱいで軽くリアを流しながら
コーナーをクリアしていく
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