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トラックの荷台から下ろし
クラッチを当ててアクセルを踏み込むと
SRサウンドとともに吹け上がるエンジン
比較的小振りながらもシャープで
スタイリッシュなボディ
まさに霊夢の趣味にぴったりである
「どうだい…今夜辺り,行くんだろ?」
「当たり前じゃないの,弾幕より面白いって
専らの噂よ,楽しいんだったら
やらなきゃ損でしょ!」
「ハハハ,相変わらずだね
君が生きてる間は幻想郷は安泰だ」
「その台詞,三日に一度は誰かに言われるわ…」
霖之介はさも面白いといった風に
笑いを堪えながら
「まぁ人望があるってことだよ
悪いことじゃないさ
さて,そろそろおいとまさせていただくよ」
「あら,もうこんな時間なのね
ご苦労様,何かあったらまた頼むわ」
「いつでもどうぞ,それじゃあ」
そういうと霖之介はトラックに乗り込み
神社を後にした
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