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「油温,水温,ブースト圧,オッケー…」
博麗霊夢はS14の試運転を兼ねて
首都高に上がっていた
「うん…問題なし…
少しペースを上げようかしらね」
2速から3速にシフトアップし
アクセルをゆっくりと踏み込む
回転数が上がりS14は加速
メーターが110㌔を指した辺りだった
「ん…?」
いつの間にか後ろに1台
くっついてきている
と霊夢が思った矢先
パッ! パッ!
後ろについたクルマは
ヘッドライトを点滅させ
霊夢にパッシング
「見ないクルマだからカモろうって魂胆ね…
良いわ…受けてあげるわよ!」
言うと同時に
霊夢はハザードを2回点滅させる
これがバトル開始の合図である
霊夢の初陣が幕を開けた
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