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「いいや、俺の女房が一番だ!」
そんな様子をみながらカルドは酒を飲む。
こいつらには帰る場所がある。
それを失わないように俺もしっかりしないとな。
「そうだ、たまには里帰りでもしてやったらどうだ?
このところ帰れてないんじゃないか?」
するとみんな不思議そうな顔をしてカルドを見ていた。
「そんな事言ったって帰る暇がないですよ」
「なら俺が王に言って明日は休暇にしといておこう。
ここんとこ休みなんてなかったからな」
そういうとみんな嬉しそうにグラスを上に上げた。
「さっすが隊長!
話がわかるぜ!」
それからみんなの故郷の話や他愛のない話をしてみな、酔いつぶれて寝てしまった。
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