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「強い酒でもみんなで飲もう。
そうすれば・・・」
みんな忘れられると言おうとしたがやめた。
「どうしたんですか?
らしくないですね?」
心配そうにザイトはカルドの顔を覗く。
「なんでもないんだ。
気にしないでくれ。
さあ、みんな帰るぞ!」
死体だらけの村をおいて俺達は城に帰る。
これも王の命令なのだ。
まるで自分に逆らうとこうなるぞっという見せしめなのか・・・。
そんなことを思いながら俺たちは村を出た。
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