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仕方ない・・・仕方ないと心で呟きながら失礼致しますと部屋を出る。
ゆっくりといろいろ考えながら兵舎へと帰って行くのだった。
「カルド隊長!
王からいい酒が届いてますよ!」
兵舎に帰って一番にザイトが笑顔で喋りかけてきた。
何故そんな笑顔ができるのだろうか・・。
「ああ、王が褒美にとくださったのだ。
みな、今日は飲んで疲れを癒してくれ」
へーいっと返事をするとそれぞれのグループに分かれて飲みだした。
なんだかんだカルドが帰ってくるまでみんな飲んでいなかったようだ。
カルドは1人で飲もうと部屋の隅のテーブルに腰掛けたがザイトが酒を持ってカルドの正面へと座った。
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