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「任せてください」
どんっと胸を叩き誇らしげにする、エロゲーの力を思い知らせてやる
ナイスなプレゼントを決めなければな
「そ、それじゃあ当日私から赤山の家まで迎えにいく」
「わかりました」
「じゃあ家を見るついでに送って行くよ」
「本当ですか?ありがとうございます」
生まれて、今までにまさかリムジンに乗って家まで送られるとは思わなかった
結局最後まで美雨はガミガミ怒っていたけど、何とかなるだろう
美雨を先に送ったあと、適当に七瀬先輩と雑談していると
「あ、着きました此処です僕の家」
「此処なのか?」
七瀬先輩がジッと僕の家を見つめる
いやぁ、七瀬先輩の家を見たあとに僕の家を見るともなんとも言えない気持ちになるな……アリと人間位の大きさの違いがあるんじゃないのか?
「すみません、こんなボロアパートで」
「そ、そんな事無いぞ!!!」
「じゃあありがとうございました」
「た、楽しみにしてるから……///」
リムジンが走り去っていくのを僕は見えなくなるまで送り届けた
だけど、僕の中で一つの疑問が残った
何で七瀬先輩は僕の名前なんか知っていたんだろうか
ただただそれが気になった
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