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「……あぁ、疲れた」
時計を見ると既に夜の8時だった
「ゲームやりすぎたな……それよりもご飯ご飯」
ボロボロアパートのワンルーム、狭いキッチンに置いてある小さな冷蔵庫を開けると
「あれれ?」
コンビニ弁当が全てなくなっていた
「めんどくさいな」
そう愚痴を呟いても、弁当が生えて出てくるわけでもないから財布を握りしめコンビニに行く事にした
「これとこれと……」
コンビニは歩いて五分くらいの場所にあるので本当に楽だ
適当に好きな弁当とデザートのプリンを買ってレジの人に渡す
そしてお金を払いコンビニの外に出る
「……そろそろ暑くなるなぁ」
そんな事を思っていると
「……やめて」
「ん?」
コンビニのすぐ隣、薄暗い路地から声が聞こえてきた
「な、なんだろう」
少し顔を出して覗いて見ると
「ねえ、少しでいいからさ遊ぼうよ」
「いいだろ?なぁ」
「私はやめてと言ったんだ」
「いいじゃん」
「.……あれは」
2人組の男に腕を掴まれている七瀬先輩が居た
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