目覚め
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「な、何だかわからないけどやばい…」 震える手で机にしがみつき、焔はなんとか立ち上がった。 足元に転がる薬箱を人形に蹴り付け、焔は走って部屋を出た。 体の震えが止まらない。 心臓は破裂するのではないか?と言うぐらいの早い鼓動を打っていた。
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