目覚め

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家を飛び出し、あてもなく走り続ける。 「母さんはどうなったんだ…」 頭に母親のことが過ぎるが、あのからくり人形の呪いみたいなものでやられたのだろうかと良い想像が出来ない。 数km走ったであろうか、焔は肩で息をして膝に手を乗せて立ち止まった。
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